西宮の皮フ科かわさきかおりクリニック院長 川﨑加織です。
秋冬になるとシミ相談でご来院される患者様が増えます。
その中で、『シミ治療って、全部シミが出きるのを待ってからの方がいいですか?』と質問する方がおられます。
恐らく、コスパや手間の話でお尋ねになっているのかとは思いますが、『出きる』って一体いつの段階でしょうか?
日々老化していきますし、治療や対策せずに出来てしまったシミが自然に薄くなることは少ないです。
ですから、シミの最大限に出きる時はきっと1番生きてきた時期、つまり亡くなる間際でしょう。
もちろん人体の老化が進むと治癒能力は落ちてしまい、当院では気になったら早めに対策や治療をして、その後の人生を美しく生きる方が価値あるかとお話ししています。
“鉄は熱いうちに打て“と言いますように、少しでも若いときの方が吸収力も回復力も発揮しやすいですよね。
同じコストがかかっても今後の人生の気力や体力を考えると1日でも若い時にする方がコスパも良いのではないかと、当院は考えております。
髪についてはどうでしょう?『全部抜け落ちてから考えます。』という方はさすがになかなかいらっしゃらないですが、先の見えない治療に疲れてしまい、他院で行っていた治療を中断していたものを、もう一度チャレンジしたいという方が中にはいらっしゃいます。
抜け毛の恐ろしいところは、毛髪がない状態が長期間続くと毛根が『お役御免』とばかりに退縮してしまいます。
いざ治療をしようとしても、毛根を失ってしまった頭皮は毛髪を生やす方法を忘れてしまうのです。
そんな頭皮に再びふさふさの毛髪を取り戻そうとしても、簡単にうまくはいかないということは明白ですよね。
抜け毛、薄毛は気になり始めた段階で、治療や対策を始めるのがベスト!
ぜひお早めにご相談くださいね。