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ミノキシジルをあえて使わない理由

2025.04.30

「ミノキシジルって、飲まないとダメですか?」
当院に初めて来られる患者様から、よく聞かれる質問です。
ネットで検索すると、「発毛=ミノキシジル」というイメージを持っている方も多いようです。
ですが、かわさきかおりクリニックでは
ミノキシジルの内服を標準治療とは考えていません。
その理由を、正直にお話しますね。

ミノキシジルは確かに効く。でも、全員に必要?

ミノキシジルは確かに「髪を生やす」パワーがあります。
血管を拡張し、毛根への血流を促すことで発毛を助けるお薬です。

でも実はこれ、もともとは「高血圧の薬」。
その副作用として“多毛”があったことから、発毛に応用されるようになったんです。

つまり、“本来は脱毛症専用の薬ではない”ということ。

副作用のリスクも、ちゃんと知ってほしい

飲み始めた方からよく聞くのが、
「心臓がバクバクする」「手足がむくむ」「顔の産毛が濃くなった」などの症状。
特に更年期世代の女性にとっては、
ホルモンバランスの影響もあり、体に負担が出やすい年代です。
もちろん、しっかり効果が出て嬉しいという声もありますが、
「副作用に耐えられなくて途中でやめたら、前より抜けるようになった…」というケースも実際にあります。

髪は、体の状態の“バロメーター"

髪の毛って、実はとっても正直。
食事や睡眠、ストレス、ホルモン…
そういった「体の調子」を敏感に映し出すバロメーターなんです。

当院では、ミノキシジルに頼らなくても、育てられる土台を整えることが第一と考えています。

たとえば、血液検査で栄養バランスを見たり、ホルモンの状態をチェックしたり、
あなただけの「薄毛の原因」にきちんと向き合うことが、結果的に遠回りしない近道になります。

「飲まなくても大丈夫だった」人、実は多いんです

「最初は半信半疑だったけど、体調が整ってくると、髪も元気になった」
「もうミノキシジルを使わなくても安心できるようになった」

そんな声が増えてきました。
治療というより、体の立て直しに近いのかもしれません。

ミノキシジルを否定しているわけではありません。
ただ、「使わなくても、できることはたくさんある」と私たちは思っています。

髪の悩みは、なかなか人に話しづらいものです。
でも、ここでは誰にも遠慮せず、お話しくださいね。

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