「女性の薄毛はホルモンのせい」
そんな言葉を、どこかで見聞きしたことはありませんか。
年齢のせいかな。
更年期だから仕方ないのかな。
そう思って、不安と同時にあきらめのような気持ちを抱く方も少なくありません。
たしかに、女性の体はホルモンの影響を受けやすく、髪の状態にも関係することはあります。
でも、皮膚科の診察で見ていると、薄毛の原因はそれだけではないというケースがとても多いのです。
実際には、いくつもの要素が重なって「今の状態」がつくられています。
たとえば、頭皮の環境。
乾燥しやすくなっていたり、皮脂バランスが崩れていたりすると、
髪が育ちにくい状態になることがあります。
また、血流や自律神経の影響も無視できません。
忙しさやストレスが続くと、体はどうしても“後回しにできるところ”から
エネルギーを調整しようとします。
髪や頭皮も、その影響を受けることがあります。
さらに、生活リズムや体調の変化。
睡眠の質、食事の内容、疲れの蓄積など、一見関係なさそうなことが、
髪の状態に反映されることもあります。
こうした背景があるため、「女性の薄毛=ホルモンだけ」と単純に決めつけてしまうと、
本当の原因が見えにくくなることがあります。
大切なのは、どれか一つの理由に当てはめることではなく、
今の体と頭皮の状態を、全体として見ること。
そして、
「原因がはっきりしないから不安」
「何から手をつけていいかわからない」
と感じるのは、ごく自然なことです。
少しずつ整理していく中で、自分に合った向き合い方が見えてくることもあります。
薄毛や抜け毛のお悩みは、すぐに答えを出さなくても大丈夫です。
まずは、今の状態を知るところから。
不安なことがあれば、いつでもご相談ください。
当院のご予約は公式LINEからが便利です。
