こんにちは。
西宮の皮フ科かわさきかおりクリニックです。
本日は、当院で施術を担当している鍼灸師からのコラムをお届けいたします。
鍼灸治療と投薬・注入療法を併用するメリットは?
東洋医学では、抜け毛・脱毛を治療する特効薬はありませんが、
鍼灸で人体のバランスを整え、体質の改善が髪の毛に良い影響を与えるのも事実です。
人体のバランスを診る鍼灸治療を組み合わせることで、
抜け毛の予防、治療後の再発を防ぎ、根本からの治療、つまり体質改善をすることにより、
ストレスの多い頭髪の治療を円滑に、そして効果を最大限に発揮させることを目指しています。
人体のバランスとは?
東洋医学では、人間の体を「気・血・水」の3つの要素に分類し、
この3大要素のバランスを観察し、整えることで五臓・六腑が健やかに保たれる、ということを基本的な考え方としています。
バランス崩れによる不調
問診で得た情報と、脈や舌、皮膚の様子、病気の状態や体質、環境などを多角的な目線で捉え、
問題の原因に沿って改善が期待できる方法を選択していきます。
鍼灸がまさにその選択肢の一つなのです。
つまり、東洋医学で薄毛をみた場合、「気・血・水」の三大要素のバランスが「何らかの原因」で崩れ、
その結果として髪の毛が抜けたのではないかと考えます。