こんにちは。
西宮の皮フ科かわさきかおりクリニック院長 川﨑加織です。
今回は、当院の発毛治療で使用する「プラズマシャワー」についてお話いたします。
プラズマシャワーはお肌の治療で使用されることが多いので、発毛治療でプラズマシャワー?と感じる方も多いかと思います。
今回は、プラズマシャワーの機能や発毛治療における役割などを解説していきますね。
プラズマって何?
「プラズマ」と聞くと、空気清浄機の「プラズマクラスター」を思い浮かべる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
診療でプラズマシャワーのことを説明する際に、私はよく「小さなカミナリみたいなもの」と説明しています。
プラズマは日常環境で気体状態が高温度および高電力でイオン化された状態で、固体、液体、気体に続く第4の状態を表しています。
プラズマの働き
ミュンヘン大学の再診の細胞生物学的研究によると、プラズマは細菌とヒト細胞では与える影響が違います。
細菌には破壊的作用があるのに対し、ヒト細胞には有益な刺激作用を持ち細胞再生を助けることが知られています。
なぜプラズマを頭皮に?
プラズマを発生させる機器を使用すると、使用した部位(顔・頭皮など)の皮膚の再生だけでなく、目的に合わせた薬剤を組織の深くまで浸透させることができます。
普通に塗布するだけでは深くまで浸透しない分子量の大きい薬剤も、プラズマを使用することでしっかり浸透させることが可能になるので、目的に応じた薬剤を選択すれば高い効果を得ることができます。
当院では、導入薬剤として発毛・育毛効果のあるサイトカイン、ペプチドなどの薬液を使用し、生き生きとした髪になることを目的としています。
当院では
カミナリみたいな作用ですが、痛みはほとんどないので、治療だけではなく維持期のメンテナンスとしても喜んで頂いています。
施術の目安は月1-2回程度、1回の所要時間は1時間程度です。施術開始から5~6回ごろから違いを感じていただける方が増えてきます。
毛髪専用注入剤であるヘアフィラーを注射するのは勇気がでないけど、しっかりとした効果のある治療をしていきたい方や、セルフケアや美容院などでは満足感が得られなかった方の髪や頭皮のメンテナンスとしてもおすすめの治療です。まずはカウンセリングにお越しくださいね。
プラズマシャワーの治療の流れや詳細についてはこちら。